頭痛の原因と改善方法|ヘルス救急レンジャー集団

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頭が痛い時は我慢しない

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頭が痛い時の病気とは

ストレス社会で生きる人間にとっては、時に頭が痛くなることがあります。それは突然発症することが多く、時間の経過と伴に軽快するものです。頭を思い浮かべると真っ先に脳が思いつきます。頭痛だと脳の病気を心配されることもありますが、脳卒中などの大病は突然発症するものなので、頭痛の発症ケースから脳の病気と疑ってしまうことが理由であろうと思われます。確かに脳卒中などの症状に頭痛はありますが、脳卒中になる前に原疾患若しくは引き起こす因子があります。高血圧や動脈硬化、くも膜下出血にある脳動静脈奇形などの血管性のものや腫瘍があげられ、これに喫煙や肥満などの因子が加わることでリスクを高めることになります。特にこのような原疾患や因子がない方は、症状があってもそれほど心配しなくてもよいのです。脳の病気以外の頭痛として、特に多いのが緊張性頭痛です。緊張や圧迫感などで肩こりがある場合に発症することが多く、筋肉の過緊張が原因であります。ストレスフルな方は発症しやすく、全体の頭痛の分類で罹患されている方が一番多いとされています。他に偏頭痛があります。これは血管拍動性頭痛と呼ばれるもので、血管が縮んで細くなり、あるきっかけで血管が拡張することにより、血管をとりまく神経を圧迫することから症状が出現します。「あるきっかけ」とありますが、突然視界にギザギザ模様が出現し、視界が眩しくなることがあります。非常に不快な症状ですが、この症状が数十分で治まったあとに頭痛が起きます。これを閃輝暗点といい、偏頭痛の代表的な前駆症状です。血管拍動性によるものなので、脈を打つように痛みが出現し、一時的に血圧も低下することから吐き気などの症状も起きることがあります。

症状はスッキリさせよう

頭痛の治療は、そのほとんどが薬物治療によるものです。発症の要因から外科的な治療は必要とされませんし、症状が短時間でスッキリさせるには薬に頼るのが一番です。市販薬でも効果があるものがありますが、安易に自己判断するよりも病院の医師に診断して治療を行った方が懸命です。緊張性頭痛の薬物治療としては、NSAIDs製剤(非ステロイド抗炎症薬)を用いることが多いです。原因が筋肉の過緊張であるため、筋肉の緊張をほぐすために筋弛緩薬も投与されることがあります。非薬物治療として指圧や針灸、首の運動があります。温浴療法も効果があり、血行が改善することで症状が和らぎ、予防効果につながります。一方、偏頭痛は代表的な薬としてトリプタン製剤があります。セロトニンという神経伝達物質の受容体を刺激し、血管を収縮させる作用があります。発症した時に服用することで早期に効果を期待できる薬です。トリプタン製剤以外にはエルゴタミン製剤があります。実はトリプタン製剤が世に出てからは投与される機会はほとんどありません。それは前駆症状がある時か発作のごく初期段階に服用しないと効果がないことがあります。またエルゴタミン製剤は依存性があり、薬に含まれる無水カフェインも依存性が高いことから、トリプタン製剤の登場で徐々に姿を消していった背景があるのです。ちなみに偏頭痛にはコーヒーが有効であることがあります。これはカフェインによる血管収縮作用によるものです。しかし、発作が起きている最中はとても飲めるような状況ではありませんので、無理をして飲むことはないでしょう。この様に頭痛のタイプで薬が異なりますし、当然副作用もあります。服用前には医師や薬剤師に相談しましょう。

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